process a01



はじめに確認しておこう。

いうまでもないが、コンピュータ画面には円というかたちなどはない。
びっしり並んだピクセルから、ある操作によって円(とみなせる形)を引き出すわけだ。
例えばビクセル全てを白(R=G=B=255)にして、それとは異なる色値を与えられたピクセルの集まりが、かたちとして見えてくることになる。
円というかたちは1つでも、それを生成する方法は1つとは限らない。
はじめに見えるかたちありきではなく、かたちを生成する仕組みの側から見ていこう
見えるものが発生してくる。生みださなくては、かたちは無い。
これはプログラムという手法によってシミュレーションができるようになったことが意識させてくれた、とても面白いことだ。 この世界を探検してみたい。

では、円を見えるかたちにしてみよう。

まず、Processの各アプレットをスタートさせるには
右下のSTARTボタンをクリックしたあと、白い画面内をクリックする。これではじまる。

3つの白い画面を次々クリックしてみると、各々円を描く。円のできる仕組みは右上の式が決めている。
意味は[Imaginary・Numbers]のP218に書いたとおり。
Cのスライドバ-を動かしてから、また画面をクリックすると、左の2つの画面では円の半径が変わるが、右下ではクリックした位置によって円が定まってしまうことに変わりはない。(このわけは、Process-b01に書いてある)
面白くかつ重要なのは、ただ3通りの円のつくり方があるというだけでなく、この3通りが「仕組みとして互いに関連している」ということなのだ。
見えるものの背後にあるこういう世界は、広大なネットワークを持っているらしい。
ビジュアルプログラミングというのは、沢山の演算を覚えることではなく、このネットワークを捕まえ、そして考え組み立てることだと思う。 何と新鮮で楽しいことでしょう!!

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